無色枠3枚目の神話レアである虚空の選別者がついに姿を現しました。
こいつBFZの予告ムービーに出てたよね。パッと見ウラモグ様かな?って思ってたのは私だけじゃないはず。

こいつ、結構強いんじゃないかと思うんです。
実は現代マジックには『偶数マナは強カードの法則』ってのがある。
例えば、その代表例は、『マジック界の2マナ四天王』ですね。
簡単に言えば
白=石鍛冶
青=瞬唱
黒=ボブ
緑=タルモ
という、2マナ生物四種類ですね。(最近では赤=ヤンパイという5番目の候補が上がっちゃって、四天王じゃなくね?とかそんな噂があったりするんですが、まあ赤にも2マナの代表として胸を張れる生物が出てきたのはいいことだと思います。旧ミラディンで緑の太陽が新しく上がったような、そんな感じですね。)

この2マナ四天王ってのは、コストが2マナだから起こる話なんです。
それは裏を返せば、
2マナ=強カードひしめく魔境
という認識が皆様の中にあるからですね。
3マナ四天王論争とかはやっぱりないわけで、そう考えるとmtgプレイヤーってのは、2という数字がいかに重要な数字か先天的に刷り込まれていると断言しても強ち間違いではないわけです。
更に言えば、ウィザーズ社ですらこの2という数字については思い入れがあるらしく、呪文嵌めのFTでは「最悪の数字は2」ってさりげなく明かしちゃってる。
これはもう、キリスト教で言えば獣の数字、所謂Number of Bestに匹敵する数なんです。

…ここまで書いて思ったけど、偶数って2以外にもあるよね。
0は偶数であるってシレッと書いてるあたりに、ウィザーズの優しさがある。
ちなみに私は0は自然数に入れる派です。
これは、月見そばに例えるなら玉子を途中で崩す派みたいなもんです。
話がそれましたが、とりあえず4マナは神ジェースとか青コマとかあるし、6マナはタイタンとかいるし、8マナは探索とかあるんでやっぱ偶数マナは強いんじゃないかってことが言いたかったわけです。

というわけで虚空の選別者がいかに強いか糞真面目に語ってきたわけですが、たいていの偶数マナコストの呪文はこいつが出るより先に唱えられてるので、強さはお察しってことです。
あと、このカードについて一つだけ不満なのは、ウラモグ様の血族のくせに、親であるウラモグ様を召喚できなくするってのはどういうことなのかと。
恐らくですが、選別者君は、ウラモグ様が秋のダイエット月間にダイエットしたのを知らなかったんだと思います。
「え、ウラモグ様11マナちゃうんですか」
「もーせっかくダイエットしたのにプンプン!!追放しちゃうんだから!!」
「ウラモグ様10マナなんでキャストされないっすよね^^」
そんな微笑ましい会話がウラモグ族の中で繰り広げられているのでしょう。

まとめると、指輪のサイズはちゃんと前もって聞いておきましょう、みたいな所に落ち着くんだと思います。

コメント

エメリアの天使
2015年9月12日6:17

>Number of Best
クソワロタ

過激派
2015年9月12日21:33

"A"は選別者的には偶数だったんで禁止されました。
そういえば昔の英会話のコマーシャルに「Mother, Mを取ったらOther。他人です」というのがあったけど、それくらい違う。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索